本当の意味の癒されスパとは

スパとは、心と体のバランスを整え、癒しリラックスすることで疲労回復の改善・増進、健康と美の維持を目的としたものです。元々ヨーロッパで発達した文化で、未病を防いだり、自然治癒力を高め病気ではない身体の不調を緩和させることで、心身の健康増進を促そうとする動きから始まりました。

スパの定義は心と体を健康にするためのもので、方法は限定されていません。
ポピュラーなものだとマッサージ(服の上から行うドライマッサージ、オイルを使ったオイルマッサージ)、温泉、炭酸ガス、岩盤浴、サウナなどがあります。

目次

効果としては

などが期待されています。

温泉とスパの違い

温泉とスパの違いは、温泉には何らかの規定がある(日本では25度以上のお湯、あるいは一定量以上の科学成分が含まれている)のに対し、スパでは使用するお湯や水に関して決まりがないのが大きな違いです。そのため、スパに温泉を導入したり、温泉施設にスパが併設されていたりします。

このように「温泉」と「スパ」とには明確な違いがありますが、温泉が完全にスパとは別個のものであるとは言えません。スパの本来の定義そのものに、「温泉での病気治療」という意味が含まれているからです。

エステとスパの違い

そしてエステとスパの違いは、エステは身体のマッサージやスキンケアを行い、外見を美しく整えるのがエステ。スパは外見ではなく体の内側に対して癒し効果やリラックス効果をもたらすためのものと言えます。一言で言うとエステは「美を追求するもの」で、スパは「癒しを追求するもの」

体を癒すことがスパの本来の意味であり、これらも人々の心身をリラックスさせる目的で生まれたので温泉やエステも密に関係しています。

リラックスと自律神経の関係性

心も体も緊張をほぐしリラックスさせる行為・施術をリラクゼーションといいますが、この状態は自律神経の交感神経と副交感神経のうち、副交感神経が優位になることを指しています。昼間活発に活動している状態の時や緊張状態で優位になるのが交感神経。一方で就寝時間が近づくにつれて体がリラックスモードになってくると、優位になるのが副交感神経です。自律神経はこの交感神経と副交感神経のバランスで成り立っており交感神経が優位になりすぎると、緊張状態が続き、結果、疲れが残ってしまうことや、ゆっくり眠ることができなくなるのでたまに息抜きが大切です。

自律神経を自宅で整えるには

スパは家で普段使っている浴槽にアロマを数滴入れるだけでもできます。

自分へのご褒美や時間がある場合は、お店で普段の生活とは違うスパを受け、家では音楽を聴きながら半身浴をしてみたり、お風呂上がりに自身でストレッチやマッサージをするだけでも気持ちが安らぎリラックス効果が期待されます。

MOMIGURI DAY SPA 高松店
セラピスト 小川 杏奈