「足先が冷え、夜が眠れない」
「体温は平熱なのに常に手足の末端が冷たい」
など寒い季節だけでなく、年中「冷え」を感じる人はたくさんいらっしゃると思います。
冷え性とは外気温によって冷やされる温度でなくとも、手と足などがかなり温まりにくく、慢性的に冷えているような感覚がある事を言います。
ある調査によると男性4割、女性7割が冷え性だという結果が出ています。※データによって数に少し差がある場合もあります。
目次
冷え症の原因は
*自律神経の乱れ
*筋肉量が少ない
*血液循環の悪化
などが挙げられます。
ストレスや不規則な生活による自立神経のバランスが乱れると、血流が滞り全身に熱が送られなくなってしまいます。
特に女性は月経、出産、閉経といったライフステージでの変化があり、女性ホルモンのバランスも乱れやすく、男性に比べて筋肉が少ないため、筋肉運動による発熱や血流量が少ないことも、女性に冷え症が多い原因と考えられています。
また、性別関係なく運動不足の人も筋肉量が少ないため、体が冷えやすくなります。
冷えはひどくなると、疲労感、不眠、イライラ、集中力の欠如、偏頭痛、肩こり、目の下のクマなど、さまざまな症状となって現れます。
〜すぐに行える冷え対策〜
◎首、手首、足首を温める
冷え取りにはこの三首がカギだと言われています。この三ヶ所を意識して温めましょう。
◎湯船に浸かる
お湯につかることで全身の血行がよくなり、血の巡りを促進します。
◎冷たい物を取りすぎない
冷たい食べ物や飲料水は臓器を冷やしてしまいます。
常温のお水や温かいハーブティーや紅茶などが良いでしょう。
◎体を温める食べ物を摂る
ニンジン、カボチャ、玉ねぎ、ジャガイモ、鮭、納豆、キムチなどがあります。普段の料理に取り入れましょう。
◎きつい下着や靴を見直す
体より小さめの下着や靴などはからだを締めつけ血行が滞ります。着心地が良いサイズを着ましょう。
◎家で簡単なスクワットをする
スクワットをすると、血流がよくなると同時に、自律神経のバランスも整います。筋肉量が増えるには、数か月かかりますが、血流アップと自律神経のバランスを整える効果は、即座に得られます。しゃがむ動作を繰り返すことで、下半身のポンプ機能が働いて、血液がスムーズに流れ出し、深い呼吸をすることで、自律神経のバランスも整います。そして、毎日継続することで、どんどん筋肉が育まれていき、血流を促す力も高まっていきます。
冷えを改善するには、体温を上げるカラダ作りや習慣が大切です。
身体が冷えすぎないようにこれらを心掛けてみましょう。
MOMIGURI DAY SPA 高松店
セラピスト 小川 杏奈